交通事故 [事例22]

40代男性「主夫」、後遺障害14級にて340万円超を獲得

40代男性
主な症状損害賠償額
頚椎捻挫等 340万円

背景

一方の道路にのみ信号のある交差点において、青信号を自転車にて直進していたAさんに対し、信号のない道路から出てきた加害車両が衝突してきたという事故です。

Aさんは治療が終了し、後遺障害申請をしようとお考えになり、弁護士に依頼したいと当所にご相談にいらっしゃいました。

対応

まずは当所にて後遺障害申請の手続きを行い、14級を獲得することができました。

その後、保険会社との賠償金交渉に移りましたが、争点は慰謝料・後遺症慰謝料、逸失利益、休業損害でした。

また、もう一つの争点は休業損害でしたが、Aさんは介護が必要な母親との二人暮らしであったため、「主夫」として請求を行いました。

結果

Aさんの現在の症状や障害の程度をきちんと説明することで、慰謝料・後遺症慰謝料は赤い本の9割、逸失利益は請求額満額を認めさせることができました。

また、休業損害については全女性の平均賃金の日額×実通院日数で請求をかけたところ、最終的にはこの3分の1でまとまりました。
実際は、本来過失が認定されてしまうであろう事件のところ、休業損害につき一定の減額を認めることで、ここを無過失とすることができました。

総額について、通常よりも高い金額での示談解決を実現することができました。

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